【特集】2019.11 横須賀線ダイヤ改正を考える
今号の特集は「横須賀線」ですが、今回特集記事のメイン記事となるのがこちらです。
2019年11月のダイヤ改正では、長らく準備が進められてきた「相鉄・JR直通線」がいよいよ開通になりました。まだまだ線路容量に余裕があるとされる東海道貨物線を活用し、相鉄沿線から副都心へのアクセスが飛躍的に向上するほか、近年爆発的に利用者が増加している湘南新宿ラインの武蔵小杉~大崎間の混雑緩和も見込まれています。
一方、横須賀線や湘南新宿ラインは、従来すでにダイヤがパンク状態であり、これ以上の増発は不可能とされてきました。こちらの記事では、いかにして朝の横須賀線に時間4本もの列車設定を成し得たのか、それはいったいいつから準備されてきたのか――。ダイヤ面からこれらの疑問について検討する、大変読み応えのある記事となっています。
【特集】営業運用終了後に横須賀線を走った横須賀色の113系
最新情報をお伝えした前記事とはかわって、こちらは少し懐かしい内容。かつて、横須賀線といえば113系という時代が長く続きました。在学時、113系に揺られて通学されたOBも多いのではないでしょうか。
かくいう私はすでにE217系で置き換えられてからの横須賀線しか知らないのですが、「横須賀線を走る113系」の記憶はまだ新鮮に記憶しています。
本記事では、E217系にかわって久しい横須賀線を走った113系の里帰りの姿を追っています。筆者の手で丁寧に記録された束の間の「スカ線」の姿を、もう一度誌面にてご覧ください。
【特集】横須賀線の信号システムについて
こちらは2号から本職OBに連載いただいている信号システムの解説第2弾。今号では特集に合わせて横須賀線の信号システムについて解説いただきました。
本記事をご覧いただくと、一口に信号といっても、非常に複雑な構造によって列車運行の安全が担保されていることがわかります。そして、一見単純なようにも見える単線区間では、双方向から来る列車をどうのように制御しているのでしょうか。
なかなか日の目を見ることのない信号システムの裏側を、コンプライアンスに違反しない範囲で丁寧に解説していただきました。難しいながらも必見の価値ある記事です。
【連載】駅を旅する 〜国内鉄道全駅乗降達成まで〜 その3
国内鉄道全駅乗降という難行を達成された佐藤OBによる連載第3号です。本誌1号から継続して、全駅乗降をすすめる中でのあらゆるエピソードを綴っていただいています。今号では民鉄の駅乗降を中心に、苦労した駅や風変わりな駅などを見開き4ページにわたってご紹介いただきました。
全駅乗降達成された佐藤OBだからこその、ここでしか読めないエピソードが満載で、編集部自身が毎号楽しみにしています。ぜひご一読ください!
鐵路3号の購入申込みは9月18日(金)まで! 鐵路の継続刊行のためにも、ぜひご購入くださいませ。
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