忘れられない旅行メシ#2 青森

#2 貝焼き味噌(青森)

 忘れられない旅行メシ、第2弾は青森編。北海道旅行と東北旅行の両方で経由するので、夜行列車に乗り込む前や宿泊地として、何かと青森で美味しい夕食をとることが多かったように思う。

 そんな青森で心に残っているのは、「貝焼き味噌」だ。2015年夏の東北鉄研旅行の同行だっただろうか、宿泊地青森の居酒屋にOBで詰めかけたときに出会った。店おすすめの郷土料理ということで、オーダーした記憶がある。
 貝焼き味噌は、ほたてを開いた状態で網の上で焼き、その上からみそと卵を溶いてかき混ぜ火を加えた料理である。ほたてというと、どちらかというと刺身やバター焼きのイメージが個人的には強い。それらとはまた大きく違う、帆立貝の上に溶き卵(しかもほたてを覆いつくしている)というビジュアルは衝撃であった。
(写真がなくてすみません、ぜひみなさまの目でご確認ください)

 一口食べると、ほたての旨味、まろやかな卵と味噌の味…これがまたご飯に合うこと。お酒も進む。衝撃と旨味を同時に味わえた青森の夜だった。

 それからというもの、あの味にハマり、青森に行けば貝焼き味噌を食べるようになった。前述の旅行では、翌日弘前までで同行を終わり、竜飛岬・函館を旅し、さらに翌日再び青森に戻ってきてねぶたを観覧した。そのねぶたの前の夕食も、やはり貝焼き味噌定食だった。

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