#4 牛タン弁当(仙台)
忘れられない旅行メシ、第4弾は宮城編。個人的に松島や仙台に宿泊したことがあるが、考えれば、鉄研旅行では何度も通ったものの宿泊したことはない。しかし仙台で昼食のタイミングが多く、割と食事の機会は多かったように思う。
そんな宮城での食事を思い返すと、一番食べたのはやはり「牛タン」になるであろう。仙台に泊まったら夜は間違いなく牛タンだし、昼時に時間があれば仙台駅の改札外の牛タン通りを選ぶし、時間がなくても駅弁の牛タン弁当さえ買ってしまえば、ひもを引っ張ればいつでもアツアツをいただける。鈍行旅行では、仙台で必ずといっていいほど十分な乗り換え時間もあるし、逆に言えばありつけないことが難しい名物なのかもしれない。
2007年の北海道旅行でも、お昼過ぎに仙台で乗り継いだ。例に漏れず十分な乗り継ぎ時間があったが、中3の私は牛タン屋探しに手こずり、牛タン弁当をなんとか手にすることができたのみだった。食べたさのあまり、手に持ったまま引っ張ると…熱すぎてやけどしかけてしまった。たまらず駅のベンチに置いても、なかなか冷めてくれない。迫る発車時間。私は先輩の手招きもあり、乗車する701系の最後方の運転席横のスペース、台を有効利用して食したのであった…。
※みなさまは真似しないでくださいね。そして牛タン弁当の熱さにはご注意を。
振り返ってみれば、牛タンや松島のカキ以外の名物にはあまり出会えていないかもしれない。宮城出身サンドウィッチマンのお二人とMONKEY
MAJIKのみなさんが歌う「ウマーベラス」の宮城版は「笹かま、あぶらげ、はらこめし♪」の歌い出しで始まる。存在は知っていても、宮城でいただいたことはないかもしれない。「(牛タン、)せり鍋、ずんだ餅♪」も含め、牛タン以外の名物も、ぜひその土地で味わってみたいものである。
みなさまの旅行メシも是非コメント欄でお聞かせください…!
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