#10 まいたけ天ざるうどん(横川)
記念すべき、10弾目は群馬県。鉄研旅行では、2005年東北旅行の際に通過し、高崎で峠の釜めしを購入、みんなで車内で食らった。初の鉄研旅行の駅弁になったので、記憶に残っている。さらに、OBになってからも歳の近いOBで水上や越後湯沢へ出掛けたので、その時も峠の釜めしを食べた気がする。
今度の12月も横川への団体旅行が予定されている。筆者も参加する予定でとても楽しみではある。今回は特製弁当が用意されるとのことだが、横川に着いたら、自然と「峠の釜めし」を意識してしまいそうだ。
そんな群馬には、自分にとっての二大スターがいる。麺類界の大スター、「つるつる最強」の、うどん。天ぷら界の大スター、いろんな歯応えと味を楽しめる「旨味最強」の、まいたけ天だ。その二大スターが一同に会する「まいたけ天ざるうどん」に出会ってしまった日は、空腹ならば食べずにいられなくなるのだ。たとえ、峠の釜めしを諦めてでも…。
「そんなのどこにでもあるんじゃ…」と言われてしまいそうだが、うどんは日本三大うどんののどごしがいい「水沢うどん」だし、「まいたけ」はなんてったって産地だ。最高の「まいたけ天ざるうどん」に出会うとするなら、私は群馬しかない、とちょっと思っている。
最初に出会ってしまったのは、上信越道上り横川SAのレストラン。お昼すぎ、「水沢うどん」の文字に吸い寄せられる。で、よく見てみると傍らに「上州舞茸」の文字。これだ!と思わず雄叫びをあげた。
うどんはちょっと細目で透き通っている。でも、弾力はたしかにあって、つるっと入っていく。これが、水沢うどんか!讃岐うどんや稲庭うどんを食べてきたが、これもすごく美味しいじゃないか!!と。おまちかねのまいたけ天は、天つゆじゃなくめんつゆにさっと落としてカリカリ感を残したまま食べるのが私流。じゅわっとする味わいに心が満たされる。そのあと食べるうどんが、まいたけ天の油や旨味を、さらにまとっていくのもまたいいのだ。
ところで、水沢うどんの本場は渋川市の伊香保だ。伊香保温泉も含めてまだ行ったことがない。とてももどかしい。さらに最高の「まいたけ天ざるうどん」を味わったらどうなってしまうのだろうか…考えただけでわくわくする筆者なのでした。
みなさまの旅行メシも是非コメント欄でお聞かせください…!
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